競馬からの学び その14

競馬からの学び
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こんにちは、escapeです。

昨日の黒潮盃は、惜しくも不的中でした。

ヒーローコールを頭にみていたところはよかったですが、

3着のウインドフレイバーは軽視していました。割って入ればと

見ていた馬も、4着、5着だっただけに残念でした。

終わってみれば、3連系でなくヒーローコールからの馬単1点で良かった

なと思ったりもしました。ただ、このレースによって対戦比較から

ミックファイアの強さが強調されたような気もします。

そんな地方馬からの学びを考えます。

地方馬の魅力とは

今は、地方競馬も大分売上も含め盛り返してきましたが、

以前の地方競馬と言えばどうしてもマイナーのイメージです。

私が、競馬を始めた頃などはガラも悪く、今はいなくなりましたが

コーチ屋に注意とかノミ行為は違反ですなどのアナウンスや警告

よく散見されていました。スリなども多く、貴重品は身につけていない

危ない状況でもありました。そんな中でやはりJRA競馬は「エリート」

地方競馬は「雑草」というような構図でしょうか。どこか、社会の構造

も似た部分はあります。当然、判官びいきではないですが雑草の方を応援

したくなるのは世の常です。その最初の扉を開いたのはハイセイコーでした。

大井の馬で、ご存知のように中央でも活躍しG1レースも勝ちました。

その後は、オグリキャップが笠松から中央で活躍しこちらもG1レースを

勝ちました。両馬ともそんなバックボーンもあり、スターホースになりました。

どこか、雑草でもエリートを見返せるんだという部分で、自分に見立て応援をする

のではないでしょうか。ただ、現実の一般社会では厳しいものがあります。

従って、地方出身馬でも活躍した馬というのはごく限られており、どこか

私も現実社会と重ね合わせた時に、かえって「現実」の厳しさを思いおこし

たりもします。しかしながら、現在は少々違う趣になりつつあり、未来も含め

今後は雑草が活躍する社会の到来があるように私は思っています。その辺は

後半に述べます。

メイセイオペラとコスモバルク

前述した2頭は、中央に移籍した馬でもあり騎手も中央の騎手が乗ったり

での活躍です。いわゆる、生粋の地方馬という事であれば、私は2頭あげます。

1頭はメイセイオペラ岩手出身の地方馬です。中央では、芝のレース

を制した訳ではありませんが、フェブラリーステークを制しています。

一般的に地方競馬は、南関東のレベルが一番高いと言われる中で岩手からの

参戦です。主戦は菅原騎手です。3歳時は、東北では勝てていましたがその後

南関東へ来てからは、少々南関東の壁にあたります。また、当時アブクマポーロ

という南関東では絶対馬がいました。東京大賞典などでは、アブクマの2着なども

ありましたが、南部杯などではアブクマに勝ったりもありベストはマイルという

判断になりました。そして、迎えたフェブラリーステークスを地方に在籍のまま

騎手も地方の菅原騎手を背に勝ちました。

もう1頭のコスモバルクは、こちらも道営競馬に在籍しながら中央のクラッシック

にも参戦し活躍しました。こちらも主戦は五十嵐騎手です。当時は、斜行なども

あり、五十嵐騎手に風当たりも強い時期もありました。そんな事も乗り越えながら

中央でのG1勝利はかなわないものの、海外のシンガポールのG1を制しました。

皐月賞では2着もダービーは8着、菊花賞は4着とクラッシックでもそれなり

の成績でした。そして、菊花賞の後に迎えたJCでは2着になっています。

ただ、残念ながらこの時は五十嵐騎手ではなく、ルメール騎手でした。

ただ、この馬は48戦10勝と非常に長く競争生活を送りました。

JCと有馬記念も6年連続でています。この2頭に関しては、オグリやハイセイコー

ほどの人気はないものの、騎手も含め純粋な地方競馬陣営で中央に

参戦し活躍した馬でもあり、私は評価したいところです。

雑草の時代へ・・

このような地方馬の活躍をみるにつけ、元気と活力の源になるような

ところがあります。それは、私も含め多くの人が庶民でもあり、エリート

街道を歩んでいないところに起因します。特にエリート街道を行く人で

あれば、余計に競馬に目もくれないところはあるでしょう。

しかしながら、今時代の波としては色々変化が出ています。

既定路線で行く時代というのであれば、エリート街道にのるような

路線が強いでしょう。以前のように、皆が正解と思っている事が

多くの正解になっている時代と今は少々マイノリティーの考えを持った人

が正解に辿り着くような時代に私は思えます。そういう意味では、以前

トランプ元大統領などは本来大統領になるような人物ではないでしょう。

しかしながら、実際大統領にもなり来年再び大統領の

可能性もあるでしょう。

対して、日本では岸田首相ですが、どこか私はサラリーマン総理大臣にしか

見えないのです。このような時代に最も適さないような首相と思ってしまいます。

従って、今会社においてもあまり画一的なバランス型の人材を求めていない

側面もあります。従って、こんな時代だからこそ「雑草」が活躍できる社会

になってきているのではないでしょうか。幸い、Youtubeはじめ個人で発信

できる媒体が多くあるのもチャンスではないでしょうか。以前は、一般個人が

注目されるという事は、ほぼありませんでした。現在は、このような事も可能

になっています。是非、私も含めた「雑草」の人達は、頑張っていきましょう!

そして、ミックファイアに今後、中央の馬たちを倒しまくる活躍を期待したい

です。勿論、騎手は苦労人、御神訓騎手に託したいとことろです。

秋からの地方馬の活躍を応援していきたいと思います。

 

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