こんにちは、escapeです。
今週は、ダービーウイークというのもあり久々に月曜から
スポーツ紙を購入してしまいました。有馬記念以来だなと
思った次第です。さて、本日は競馬の話ではありませんが
先週、自分の周囲で起きた予期せぬトラブルがありました。
いつかは「自分も」と感じましたのでブログにあげておこうと思いました。
少々、現代社会ならではという問題もあります。
築50年マンションでの異変とは
ブログには何度か書きましたが私は現在、築50年ほどのマンションに
独りで暮らしています。ただ、このマンションは結構巨大で古い割に人気も
そこそこあるようでほぼ満室であります。
1000室弱ほどの部屋があり入居者も多くいます。しかしながら、
3分1は外国人、3分1は老人、3分1は私のような得体のしれない
ような住民構成になっています(escape調べ)。
非常にカオスなマンションです。
近所付き合いはほぼなく、皆マイペースで住んでいるようです。
この建物はエレベーターが数カ所あり、渡り廊下のような通路があります。
その廊下沿いに20室ほどの部屋が並んでおり、私もいつもそこを通り出勤したりします。
基本的には毎日通るのです。
10日ほど前からある部屋近辺を通ると「生ごみ」のような異臭がするのに
気づきました。この通路は、ふきぬけになっており基本的に臭いは滞留しない
様な造りにはなっています。最初はたまたまかなと思ったものの、毎日そこ
を通りますが臭いが一向に収まりません。そして、ゴミでも捨てていないのかな
とも思い管理人室へ話をしに行きました。
近所でも無関心なのは・・・
管理人室で、このような周辺に臭いがある旨話をしました。
そこの住人が、ゴミをためこんでしまっているのか、最悪、孤独死では
ないですが倒れているかもしれないので確認下さいと。
因みに「同様の苦情と言いますか話は近隣住民からありましたか」
と聞いたところ、「全くありません」との回答が・・。
私的には「あれ、皆さん気にならないのかな・・」もしくは
「自分が少し神経質なのかな」と思った次第でもあります。
そして、3日ほど経ちその部屋の前を通るとドアがテーピングされ
換気口や窓が塞がれていました。
この状況を見た時に恐らく事情はわかりませんが、亡くなっていたので
ないかと察知をしたものです。その後、管理人室に聞きにいくのも野次馬
的でと思い聞きませんでしたが、想像するにそういう事でしょう。
この状況下でも、周囲の住民は状況を聞きに行っていない気もします。
それだけ、「無関心」でもあるのか場合によっては外国人であれば
余計に気にしないところなのかと想像を張り巡らしてしまいました。
いずれにしても、現代社会の問題点のようにも感じました。
私の住んでいる所が特殊かもしれませんが、隣近所に干渉をしないという
流れでもあります。
全ての謎が解けた
そして、つい先週の土曜日の午前中、自宅のインターホンが鳴りました。
玄関をでてみると、老夫婦が立っておりました。
話をしてみると、その部屋の住人の親であることがわかりました。
やはり、そこの住人が亡くなっていた事がわかりました。
いわゆる「孤独死」です。年は、私と2つほどしか違わないようでしたが、
病死のようでした。ご迷惑をおかけしましたというところで、ご挨拶に
きた旨聞きました。私の部屋からは、3軒離れている部屋ではあります。
恐らく管理人さんが、私の通報でわかったようでそれを親に伝え挨拶に
来たという流れでした。実際は、私が通報をする以前に亡くなっていた
事でもあり、どれくらいが経過をしているのかはわかりません。
そして、その部屋の隣の方に挨拶を2度ほど来ているそうです。いつも
留守という事で菓子折りを私の分も含め渡され、お願いしますと依頼を
されました。正直、「頼むところが違うでしょう」と思いましたが・・。
そして、内容が内容だけに伝えにくいとは思いました。
その晩、電気がついている事を確認しその部屋に行きました。
すると、「2軒隣の○○です」と話をしてもでてきてくれません。
アジア系の外国人のようで、言葉の問題もありますが私を不審者と
思っている様でした。声も響くし、内容の問題もあるので、少し
出てきてお話できませんかと話しても一向にドアをあけてくれません。
仕方なしにドア越しに「実は隣の方が・・」と話し預かり物をしている
のでと話をしてようやく、警戒感がある中で少しドアを開け話をしました。
「今まで臭いは気づきませんでしたか」ときいたところ、「凄く臭います」
との返答が。とはいえ、この状況ですから特に管理人室にも行っていない
ようでした。いずれにしても、状況を話しなんとか理解をしてもらったところ
でした。そもそもこのような状況下で、「挨拶をするという風習」
も理解していないので、非常に話を理解してもらうのに時間を要しました。
という事で、当初想像していた事とほぼ一致していました。
ただ、私も独り身ですから同様の事がいつ起きてもおかしくありません。
一応、今は会社で連絡がつかなくなれば不審にも思うとは思いますが、
仮にそうでなければ、気づかれることはあまりないと思いました。
子供なども含め毎日連絡をとっている訳でもありませんので。
このような状況の老人ならびに独身者の人は、日本全国に多くいると思います。
そして、隣近所の付き合いがなければ今回のような事にもなるのでしょう。
よく、新聞や牛乳などの配達を生存確認の1つとして利用をしているなどと
聞いた事もあります。子供には、このブログの存在を伝えているので生存確認の
1つにと思い始めた経緯も私はあります。単に更新を滞るとややこしくなりま
すが・・。いずれにしても、明日は我が身というか他人事には思えないような
事件が身近に起きたという事です。あらためて、周囲への連絡体制を見直そうか
と考えた次第でした・・。今は、住宅構造も変わり難しいかもしれませんが、
昔ながらの近所付き合いというのは、実は日本文化の良いところでもあった
のでしょう。
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