こんにちは、escapeです。
今回自分アルバイト探しからも、現状の雇用の問題点を
考えたいと思います。
私が今思う、日本の雇用について３つのフィルターが存在する
と考えています。
1つ目は学歴フィルターです。これは、新卒において影響の大きい部分
は昔から言われています。今もなお根強くあるでしょう。
先日、ある記事に現在の新卒割合の高い会社のランクがでていました。
9割を超えるような企業も多々あり、新卒主義というのは基本学歴も
紐づいている事は多くあります。そして、今の学歴は単に高卒か大卒
かではなく、大卒前提のどこの学校を出ているかという部分の学歴
フィルターです。仮にここを表立ってうたわなくとも入社試験の
SPI試験などを通過するような学生は結果学校が高いケースは多々ある
でしょう。とはいえ、職歴がない状況で、努力の指標の１つである学歴
で判別をされるというのは、ある意味合理的な理由でもあります。
2つ目は職歴フィルターです。これは、いわゆる無職でなくとも派遣社員
などをはじめとした非正規雇用が長いとはじかれるものです。
非正規雇用が長いからまた非正規雇用に流れるという負のスパイラル
もあります。企業側では、この非正規雇用を職歴カウントをされてい
ない部分が多くあります。典型的なのはやはり、氷河期世代がここで
苦しんでいた部分は少なからずあるのではないでしょうか。
そして、3つ目は私が直面したような、年齢フィルターです。大体、
45歳以上でもあり、基本的には40歳以上でも厳しいかもしれません。
この年齢フィルターは、皆さん苦戦していますがいかに過去の職歴が
良くともはじかれる可能性が非常に高いという事です。むしろ、高い
方がプライドも高く見られ余計にはじかれるようにも思います。
とはいえ、一般的には特殊なスキルなどを持ち合わせていない
事が非常に多いのではないでしょうか。勿論、大手の会社では
65歳までの再雇用制度などもあったりもします。しかしながら、
そこはその立場の人からすると給料も下がり以前の部下から指示され
るのが耐えられないというような、小さなプライドで雇用延長に
振り向かない事も多くあるようです。
では現実的にどこまで収入が50代で落ちるかと言えば、以前の給料
の半分でも良い方かもしれません。いくらもらったかによりますが、
3分1ほどに落ちる事は覚悟しても良いと思います。派遣やアルバイトの
時給などをみていると、マックスでも月に額面で30万程度。大抵は
20万～25万程におちます。以前、700～800万もらっているような人で
あれば半分以下は必須になります。従って、二足のワラジも辞さないという
事にはなるのではないでしょうか。この局面を突破するには、副業か投資
のどちらかしかないでしょう。今後、ダブルワーク時代がやってくるような
気もします・・。従って、日本の雇用のこの3つのフィルターにはじかれる
とより厳しい現実があるのも事実です。フィルターのない会社というのは、
やはり離職率も高いので、誰でも良いという発想になります。離職率が高い
というのは、それだけブラック率も高いという事にもなるでしょう。
現状、これが雇用の現実のように思います。職歴や学歴はまだ何とかしよう
と思えばできる部分もありますが、年齢だけは誰しも時間が経てば歳も
とるので、避けようがない現実でもあります。
現在、株価なども上がり実感は少ないものの、景気はまだまともな方では
あります。現状でこれですから、一度、景気などが悪化したら酷い状況に
私達世代も覚悟をしないといけません。それまでに、何とか1つでも多く
柱をつくる必要があるでしょう。そして、この不景気も私は近いうちにくる
と考えています。自分の身は自分で守るしか最後は、ないでしょうから
正念場と思って頑張っていきたいところです。
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