学歴の賞味期限とは

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

以前も似たような記事を書いた事がありますが、最近就職などの相談

聞かれたこともありましたので、あらためてこのテーマで書きたいと思います。

まず、学歴と競馬歴は私は似たように感じてしまいます。そこそこの大学に行って

いる人からは「一緒にするな」と怒られそうではありますが・・。

競馬歴は、私も長い部類だと思います。しかしながら、競馬歴が長いからといって

的中率が高いかと言えばそれは別物です。もっと競馬歴の浅い方でもバンバン的中して

いる人もいますので・・。かと言って、この経験が無駄かといえばそれなりに多くの

負けや若干の勝ちを味わっているので経験値的には役立つものもあるでしょう。

学歴が高いからと言って仕事ができる訳ではないです。ただ、一方仕事ができる方

で学歴が高い方もいるのも事実です。従って私の結論としては「あっても邪魔にならない」

程度のものです。では、学歴の賞味期限はどのくらいまであるのでしょうか。

以前は35歳と考えた部分もありましたが、その時の記事はこちら

今は、20代まで位ではないかと思っています。まずは、新卒で入社する分にはその人の

職歴はないので、素養を判断するには学歴やスポーツなどの実績位しかありません。

従って、学歴フィルターはあってしかるべきです。いくら、人柄が良くても何万通も

くる大手企業が面接を全てするわけにもいかないわけですから・・。

では、学歴が高いと何が期待できるか。勿論、受験科目が直接仕事に役立つ事はほぼない

ですが、地頭が良い事も期待されるでしょう、また受験を経験しているというのは

一定のPDCAサイクルができている人材とみなされるのでないでしょうか。仕事の

基本もPDCAにあったりもします。その辺が仕事をしていく上でのポテンシャルという

形でしょうか。特にこれは欠点ではありますが、日本型雇用システムではファースト

キャリアが重視されます。以前の記事はこちらから。

就職氷河期世代やロスジェネというのは、このファーストキャリアが築けないために

その後も尾を引いてなかなか就職がうまくいかないという原因にもなっています。

そういう意味では、「新卒カード」転職1回目位までは学歴が重んじられる事は

多いでしょう。しかしながら、その後はやはり会社での実績などのキャリアに

シフトしていくので、学歴の賞味期限とすればこの時期位までではないでしょうか。

私の年齢では、もはや重視されることはないでしょう。

このファーストキャリアを構築していく意味では、学歴はある程度必要でしょう。

私の中で愚かな社会人というのが2パターンあります。1つは30を過ぎてやたらに

学歴を気にしている人です。これは、一部コンプレックスも入るのでしょうが、

いつまでもそこにこだわっている人がいます。私も、基本的には大した学校は

出ていませんが聞かれたら答える程度で、あえて自分から聞く事もほとんど

ありません。以前、大蔵省出身の宮沢元総理は、初対面で必ず相手の

学歴を聞くそうです。アホとしかいえません。そういう尺度しか人を判断する

基準を持ち合わせていないのでしょう。もう1つは、40を過ぎてやたらに

「理論」にこだわる人です。これは、経営者にも多くいます。

そもそも、実践があって理論があるはずなので、理論ばかりを追いかけてても

机上の空論で終わってしまいます。実践という行動があり、振り返って理論的に

こういう事というのを学ぶ分は良いと思います。あくまで実践の裏付けが理論では

ないでしょうか。

理論で上手くいくのであれば、誰も苦労しません。それは、学者であればその

理論追及で良いとは思いますが・・。どちらかと言えば、今の若者も理論から入ろう

とする人は多いのではないでしょうか。

従って、学歴を気にする理論派社会人に出会うと目も当てられない状況でもありますが・。

話は戻りますが、というように学歴というのは一生役立つわけでもなく万能なもの

でもないでしょう。あれば邪魔にならない程度のものでしかないと思います。

今は親の収入などと子供の学歴はリンクしている部分はありますが、

基本勉強というのはある程度やった量に比例してできるようにはなるはずです。

ここは、スポーツなどのようにそもそもの運動能力や体格など努力で克服できない

部分と比べれば、「公平」という見方もなくはありません。間違いなく、上位大学に

いかれている方であれば、何も努力せずにという子供はほとんどいないでしょう。

また、学歴コンプレックス自体も、そもそも「他との比較」から生まれるものではない

でしょうか。自分で、やることやってそこに納まったのであればそれを受け入れれば

良いだけです。今現在、どんな力が不足しているのか、身についていないのかという

事においてコンプレックスを抱く分には良いとは思いますが。過去を振り返ってばかり

いても仕方がない話でもあります。とはいえ、私も競馬歴が活きるように的中率は

高めていこうとは思いますが・・・。

 

 

 

 

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