父親の背中とは

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

先日、父親を亡くした事から親の存在について

考える事が多くなりました。本日はその辺を考え

あくまでも、独断的な考えなのでご了承ください。

親の背中とは

よく昔から、男子の子であれば余計に「親の背中を

見て育つ」と言われた事でしょう。母親というのは

子供の距離からすれば、非常に身近な存在です。

対して、父親というのは距離があり基本週末くらいにしか会話を

交わさない事が多かったりもします。

そんな中。父親の役割は「背中を見せる事」だといわれて

久しいです。しかしながら、この言葉には少しがあるように

思う。それは見せられる背中があるかという事でしょう。

勿論、反面教師に捉える事もできるだろうが、やはり

ある程度は見せられる背中がなければ説得力も薄れる

のではないでしょうか。見せられる背中があるというのは

ある程度子供から見ても、尊敬ができる存在なのでしょう。

では、うちの親父はどうだったのか。それは、正直あまり

尊敬に値するところは正直少ない親父ではありました。

いわゆる、会社組織的なところで働いた事がない人であり

ました。そして、趣味らしい趣味もありませんでした。

それに比例してか、ほとんど人付き合いのない人でした。

そして、お酒なども飲まない人でもありました。端から

みれば、何が楽しくてと思う人もいるかもしれません。

その分、多少孫とふれあうのが楽しみでもあったのかもしれません。

そして、どこか子供に対しても無関心なところもあり、

私も小さい頃から将来何になるんだとか勉強をしろと言われた事

がありませんでした。少々、他人から見れば特殊な親のように映る

でしょう。こんな親でしたから、なかなか尊敬に値する部分は正直

少ないところであります。とはいえ、なんだかんだと言っても

育ててもらった感謝はあります。そして、他人がどう思っても私にとって

唯一の親でもあるのも事実です。

唯一の学びとは

そんな、親でしたからなかなか吸収するものもなかった気が

します。しかしながら、「競馬」だけは親父から教わりました。

これも他人によっては、余計な教えだと思うでしょう。

しかしながら、今も付き合ってる競馬ですが、私は教えてもらった

事は良かったと今でも思います。当然、予想方法などは全く異なり

ますが、どこか競馬を介在した親子の会話というのは最大のコミュニケーション

ツールであったように思います。他界する2週間ほど前に、病院の検査などもあり

立ち会う事になりました。そして、はす向かいの病院が設備が整っており、

そこでの検査などでした。車椅子に乗せながら、散歩がてら帰りに少々コンビニ

などに立ち寄りました。時間にして30分程でした。それが、結果的に私との

最後の会話になりました。いつも病室にいた分、たまの外の空気は気持ちも

良かったようです。そして、まだ今のような酷暑ではない時期でもあり、

外の空気が調度心地よい感じでもありました。「今年のダービーは

横山の乗り方はうまかったなぁ」とポツリ親父が言葉を発し、私も

「ダービーはやはり騎手だよな」という会話が繰り広げられました。

どこか、結果最後の会話になった時に「競馬」の話ができたのは、親父

らしくもあり良かった気がします。

ますます私も、あと何回ダービーを観て死ぬのかななどとふと考えた次第

です。少なくとも、私も子供には「見せれる背中」を最後みせたいところ

でもありますが、この先はどうなるでしょうか。父親の背中というのは

結果「生き様」という事になるのでしょう。そう考えると、もう一頑張り

できそうな気もします。結果は、如何に・・・。

 

 

 

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