あしたのジョーから学ぶ人生哲学③

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こんにちはescapeです。

しばらく、このカテゴリーが滞っていたので久しぶりに書いて

いきたいと思います。

あしたのジョーの舞台は、現在の東京荒川区の南千住あたりです。

ここには「山谷地区」というドヤ街が昔から有名ではあります。

近年は、千住界隈も街並みも綺麗になり、以前とはイメージも

違ってくるようなところはありますが、現在もこのドヤ街はある

ようです。そもそものドヤ街のドヤとは「宿」の逆読みからきている

ところで、簡易宿泊施設が立ち並ぶところからそう呼ばれています。

今では、ネットカフェなどもありますが当時はホテル以外で住む場所

というのはこのような施設にとまることになります。

では、どのような人が中心に宿泊しているかと言えば、建設工事や道路工事

に従事する日雇い労働者が中心になります。トレーナーである、丹下段平も

日雇い労働者をしていました。調度、時代背景としては高度経済成長の頃

なり工事の仕事も多くあり、このような形態の労働者が多くいました。

今、再放送が難しいのはこの辺の仕事や場所なども「差別的」にみられる事から

昭和のアニメの地上波再放送は難しかったりもします。

実際、何かのインタビューで作者の、ちばてつやが取材がてらこの簡易宿泊に

泊まろうとしたら、警戒され泊まれなかったそうです。当然、身なりも作業者風

ではないので、何かの取材や潜入などと思われたようです。

漫画でもよく、ジョーの取材をするために新聞社などが来たりするのですが、

子供たちも含め取材者がたかられるようなシーンが度々でてきます。

また同じ頃ヒットをしていた「巨人の星」も父親の星一徹は、日雇いの労働者の

設定でした。当時、テレビで主人公の星飛雄馬が高校受験をした面接で父親の

仕事を聞かれるシーンがあり、それで土方というような表現をしたら、面接官が

笑ってバカにされるシーンがあり、飛雄馬がその後「父ちゃんは日本一の」の後が

「ピー」という放送禁止用語になったのを記憶しています。ここが気になり、漫画

などで調べたら「日雇い人夫」というセリフであったようです。その点で言えば、

私もリアルに小学生の時に家の職業で差別を受けた事があります。当時、家で飲み屋を

経営していたのですが、当時は水商売という括りで印象が悪かったようです。

話は戻り、このドヤ街の方へ渡る橋として「泪橋」があります。この辺は実際に

ある場所なのですが、当時の状況とは異なるのではないのかと思います。

この泪橋の下に、丹下段平が自分で手作りしたジムがあるのです。ジョーが

少年院からでてくる前に、必死に作った場所でありここで寝起きもしている

状況でした。ジョーが少年院から出所する日に、この泪橋を段平とジョーで

渡るシーンがあります。その際に、段平が「人生に敗れたものが、皆この泪橋

を渡ってこの街に流れ着く」という橋の向こう側がいかにダメかを話します。

当然、ジョーも段平も今は、橋を渡って流れ着いた者です。そして、「いつの日にか

この泪橋を逆にわたってやろうじゃないか」とジョーに語りかけます。

どこか今の格差社会を思わすようなところもありますが、感動的なシーンではあります。

あしたのジョーの物語は、終始ファイトマネーを稼ぎたいとか、チャンピオンになりたいと

いう事はほとんどでてこないのです。いつも、ジョーが「こいつを倒したい」というところから

ライバル関係がうまれたりしていきます。それによって、チャンピオンになるかどうかというのは

あくまで結果であり重要視をしていません。これは、仕事においてもどこか「まずやり遂げる」

その後で結果はついてくると私には言ってように思えてなりません。あまり、目先のお金や地位

ばかりに目を奪われると本来の目的を見失うのではないでしょうか。

私も人生の泪橋を逆に渡っていれば良いのですが、たまにどっちの方向に向かっているか

見失う事がよくありますが・・・。

 

 

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