こんにちは、escapeです。
2日連続飲みがあり、更新が昨日はできませんでした・・。
ここから、年末までまた飲み会が増えそうなので、節制しながら
とは思いますが・・。
さて、一昨日にパチンコ大手のガイアグループが民事再生となり
ました。今、パチンコ業界はかなり冬の時代にも入っているようなので
その辺も含め考察したいと思います。
なぜ、ガイアは潰れたのか
私も、最近は全くパチンコをしなくなりましたが、ガイアというパチンコ屋さんは
結構目にすることは多くあり、家の近くにもありました。
最近は、売上が落ちたものの一時は業界3位のポジションまでいったようです。
店舗数も最盛期は約200店近くあり、売上も5800億円ほどありました。
最終的には、店舗も100店舗ほどとなり、最盛期の半分ほどに縮小しています。
負債総額は1100億円で、業界としては今までで一番大きな倒産となりました。
かなり、大型店舗で運営していたこともあり投資の額が大きかったところも
あります。しかしながら、代表が覚せい剤の疑いで逮捕されたり、内部告発的に
粉飾決算などが指摘されていたりなど、身から出た錆も多かったようです。
そんな中でのコロナによる、営業不振などが重なり今回の民事再生に至ったようで
あります。自宅近くに結構大きなガイアのお店がありました。1年程前でしたが、
閉店して今はスーパーになっています。お店があった時は、そこに良く立ち寄り
喫煙所でタバコを吸ったりもしていたのですが、確かに異様にお客さんがいない
のを目にしていました。よく繁盛しているお店などは、開店前に列をなしている
光景も見ますが、恐らく従業員の数の方が多いのではないかという状況でした。
これだけの大きな店舗にこれだけの客数で大丈夫なのかなと
その時は思った次第です。そして、ネットなどでみるとすでにガイアグループは
出ないというのは、パチンコファンの中では有名な話だったようです。
どのお店も客足が悪かったようです。やはり、パチンコ店があまりにガラガラ
であれば、やる方としては自分が餌食になってしまうと思われても仕方はない事
でしょう。営業戦略的にも、良くなかったのではないでしょうか。
オワコンになっていくのか
コロナ禍で拍車がかかったところはあるでしょうか、業界全体の店舗数の減少が
かなり加速度的に落ちています。ピークは1993年の約17,000店舗辺りですが
現在は7000店舗ほどに縮小しており、半分以下に落ち込んでいるようです。
よく、若者のギャンブル離れなどの原因もあげられますが、競馬を始めとした
公営ギャンブルはそれなりに今、売上は堅調だったりもしています。
単純に色々な規制が入り、出玉に対する制限がかなり出たのが客離れにつながった
と思います。本来、ギャンブルなどは不景気に強い業種と言われていた業種でも
あります。そして、出玉は低くなっても以前より投下するお金は増加しています。
従って、単純にギャンブルとしてのコスパや魅力が薄れ客離れに繋がったのでは
ないでしょうか。前述のガイアにしても、不祥事はあったもののそんなに置いている
機種などは差はなずです。しかしながら、出ない評判が立っていること事態が
一番の原因であり、今後も業界として遊技する側にメリットが多くないとこの流れ
は止まらないのではないでしょうか。よく、射幸心をあおらないためとかありますが、
ギャンブルである以上、そこを意識しても意味がないように思います。
仮に競馬の配当が最高で150円までしかつきませんとなれば、客離れもするでしょうし
魅力も薄くなるでしょう。パチンコも同様に、単なるゲーム機的なところを目指すの
であれば、ゲームセンターのメダルゲームで良くなってしまいます。
ギャンブルの本質でもある、「儲かる可能性」が薄いものは淘汰されていくのでは
ないでしょうか。今後、カジノなどもでてくるでしょうが、
あまり規制ばかり入るとつまらないゲームにしかならないような気がします。
変なゲーム色だけだすのであれば、最初から運営しない方が賢明ではないでしょうか。
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