こんにちは、escapeです。
昨日は、以前辞めた社員と呑むことになり、その人は
結果独立をしました。すると、立派な社長に生れ変わっていました~。
やはり、社員としてうもれているより適性があったのではないでしょうか。
さて、色んな世代の人と話すと「世代間格差」のような話がよくでてきます。
昨日の社長も、私より1回り下の世代です。
団塊世代は競争が激しかった、40代は就活氷河期世代で大変だったなど。
勿論、バブルを経験したかどうかなどもあります。今の若い世代は、社会保障的
に損だなどその世代によって得か損かのような話はよくでます。
ただ、私が思う羨ましい世代というのは、経済的や社会的な事よりも
時代のヒーロー的な存在をリアルで観られたかどうかというのがすごくあります。
個人、個人にはヒーローはいるのでしょうが、最近は日本全体で誰もが
凄いと思えるヒーローが少なくなってきたように思います。
最近では野球の大谷選手やボクシングの井上選手でしょう。それ以前は、あまり国民的な
ヒーローの印象がほとんどありません。小粒になってしまったのか、私的には
印象があまりない気がします。
その辺を踏まえて考えると、私が一番羨ましく思う年代は現在「65歳~70歳」位の
年代の人と思います。調度、私より1回り上の年代の人ではないでしょうか。
例えば、ビートルズの来日やアポロの月面着陸などをリアルで観れているという
は非常に羨ましいです。勿論、映像などで観る機会は多いですがリアルで観たか
どうかは大きい気がします。野球でいえば、王、長嶋の全盛期でしょう。記録的には
イチローはじめ世界的なレベルはいるにしても、国民的なヒーローの存在
まではないはずです。私世代ですと、王選手はかろうじて現役でしたがすでに
晩年であり、長嶋選手も監督になってからのイメージです。現役でプレーを
した試合を見たことはありませんでした。多くの活躍した野球選手でも、憧れが
王選手、長嶋選手というのはやはり、「別格」の存在ではなかったのでは
ないでしょうか。そして、尊敬するアントニオ猪木も
「1976年のアントニオ猪木」という本がある位、猪木で言えばこの時が一番
あぶらがのっていた時期ではないでしょうか。私が子供の頃観始めたのは、
いわゆるタイガーマスクが出た頃であります。それはそれでセンセーショナルでは
ありましたが、猪木自体は少々晩年の方になり、先程の王選手と近い
部分はあります。来月、猪木の追悼映画があるようなので、観に行こうとは
思ったりもしますが・・。そして、競馬で言えばハイセイコーではないでしょうか。
これも私は、オグリ世代なので確かに当時の熱気も凄いものはありました。
ただ、ハイセイコーの活躍した時代がどんなもので寺山修司氏や大橋巨泉氏が
一線で活躍していた競馬もリアルで観たかったところはあります。
先程の年代の人達は、調度この辺のヒーローの
活躍をリアルで観れていたりしている世代なはずです。
その時代をリアルで過ごせている事は、私にとっては非常に羨ましい世代
に感じてしまうのです。
また、その頃が日本が一番元気な時代でもあったような気もします。
是非、日本国民が熱狂するようなヒーローが今後でてきて欲しいものだと思います。
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