競馬からの学び その16

競馬からの学び
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こんにちは、escapeです。

夏競馬も終わりましたが、今年も戦績は決して良いもの

ではありませんでした。そこから、再び学んだこともあるので

競馬の学びシリーズに加えたいと思います・・。

人は同じ過ちを何度もする

以前は、夏競馬を休みにしていた時期もありました。

本当に興味のある重賞を少し手を出す程度で。決して

ブログのせいにする訳でもないのですが、このブログを

始め1年フルシーズンで追いかけるようにもなりました。

それは、それで決して悪い事でもないのですが、昨年も

夏競馬に苦戦をして、痛い思いをしたにもかかわらず、今年も

冴えない結果になりましたが・・。これは、単純に人は同じ過ちを

何度も繰り返すという事なのでしょう。競馬でなくとも、薬物などの

犯罪を繰り返す人もいます。犯罪ではなくとも、お酒の失敗や浮気の

失敗など同じ過ちを繰り返すことも多いのではないでしょうか。

繰り返さないためには、本来ガツンとした教訓が必要なのかもしれません。

昔、亡くなった競馬評論家の清水成駿氏

「負けたら本当に痛い金額を賭けるべきだ」という言葉を残していた。

これは、ある意味教訓になる位、頭に刷り込ませるために語った一言なの

かもしれません。そんな事で、人は過ちを何度も繰り返すことで徐々に

軌道修正する事の方が多いのでしょう。私は、昨年と比べては賭けるレートも

落としたり、基本人気馬を疑うという点は、少々軌道修正できた気もします。

しかしながら、人気馬の取捨選択をしても穴馬候補はそれ以外という事を

考えればそれもまた難しさはあるのでしょう。そして、3場開催が多いので

むやみに色んな開催場所に手を出さないという事は比較的にできた気もします。

新潟なら新潟に絞っていた方が、騎手や馬場傾向も含め掴めるような気もします。

来年の夏は同じ過ち繰り返すかもしれませんが、1年経った夏競馬なども

ブログで振り返りながら教訓にしていこうなどとも考えています。

それ自体を忘れると意味がなくなりますが・・。いずれにしても、「軌道修正」

を常に意識したいところです。

過去の成功にとらわれない

これは、ギャンブルをしている人は必ず負けよりも過去の

勝ちの印象が強く残ってしまう傾向があります。

給料日前に金欠でパチンコをうったら出たとか、最終で負けを

取り返したとか3連単で大きく儲けたなどという過去の成功体験

です。確かにそういう事はあったにせよ、どれだけ再現性があるのか

という事です。恐らく、10回に1回もないような事の方が多いのでは

ないでしょうか。昔、私は万馬券ばかりを狙って予想をしていた時期が

ありました。確かにそれで的中した事もありますが、結局外れる割合の

方が圧倒的に高いのです。よく大きい的中をすると予想フォームが崩れる

と言います。ホームランばかりを狙うバッターのような感じでしょうか。

今は、どちらかといえばヒットの延長にホームランを考えています。

従って、たまに万馬券の的中もありますが、あまり意識をしないように

しています。最初から本命党、穴党などスタンスを決めると私は良くない

気がします。以前、サンスポに有名な穴予想家の佐藤洋一郎氏がいました。

たまに大穴的中は誌面にも踊っていましたが、雑誌の回収率ランクをみたら

圧倒的な回収率の低さでした。勿論、エンタメ上そのようなスタンスで予想を

という事かもしれませんが・・。ビジネスにおいても、過去の成功体験を引きずる

人がたまにいます。特にバブル時代の武勇伝的なものです。しかし、大事なのは

過去どうあれ今がどうなのかが重要なのです。

タレントの高田純次氏が、若者と飲み会で年を

とって話をしていけないネタは「自慢話、説教、昔話」と言っていました。

正に的を得た回答ではないでしょうか。

競馬も人生も過去の成功体験にとらわれない事が大切でしょう。

迷いと決断

競馬のレース後の騎手のコメントに、よく勝った時は「迷いはなかった」みたいな話が

よくでます。当然レースですから、どのコースを通るかや仕掛けなどで結果も変わります。

レース回顧にも書きましたが、新潟記念の三浦騎手はコメントにはありませんでしたが

バラジは本来逃げて欲しい馬だったのです。レース前にも「思い切っていきます」的なコメント

もあった中、なぜか中団に待機してしまいました。5着でしたが、逃げて惨敗の方が馬券を

買った人に対しては、納得もいくのではないかと思います。ケチをつけるわけでは

ないですが、その辺の思い切りがないのが未だにG1レース未勝利になっているような

気もします。以前は、武騎手の再来とも言われたのに・・。

基本的には、人生においても迷う事は皆さんあるでしょう。私は基本、

迷った時はGO」という考えです。転職にしても独立にしても。

迷って行動するのは良いのですが、行動している時に迷うと結果が悪くなります。

ある意味、そこは「決断」したわけですから迷ってはいけないのです。

冒頭の騎手のコメントではないですが、やはり勝った時の迷いはないというのは

「決断」して騎乗しているからではないでしょうか。

今年のダービーで武騎手がファントムシーフという馬に乗り、3番人気でしたが

8着でした。私も馬券を買っていたので残念でしたが、レース後の武騎手のコメント

が気になりました。「向こう正面で勇気が足りなかった」というコメントでした。

このレースはペースが少し遅く、動くべきところで動けなかったのでしょう。

そして、ダービーという舞台がそうしたところでもあるのでしょう。あれだけの名騎手

でも、「決断」「勇気」が足りなくなることもあるという事です。

そして、それが足りない時は結果はなかなか伴わないという事でしょう。

どこか、私達も生きていく中で色々な決断を迫られます。その時はスパッと決断

を下すほうが良い結果を招くのではないでしょうか。そして、アントニオ猪木氏の

「道」という有名な詩の中でも「迷わず行けよ。行けばわかるさ」というのは

正に「決断」をする事で「道」がひらけ、できていくというものです。

今後も、このマインドは忘れずに持ち続けたいところです。

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