こんにちは、escapeです。
最近は暑いので、そうめんをよく食べるのですが
先日スーパーで安いそうめんがあり購入しました。
結果、昨日食べたところ非常にまずかったのです・・。
やはり、値段相応になる事もあるのでしょう。あまり癖が
ない食べ物で、これだけ不味いと本当に不味いのだというのだけ
理解ができましたが・・・。ある意味、期待をここまで裏切るも
のとは・・。
さて、本日の競馬からの学びは、そのような期待の話でもあります。
人の行く裏に道あり
競馬をしていれば、誰しも予想や期待した事と結果は逆になる
事が非常に多いです。この人気馬では、まず外すことはなく
堅い決着になるだろうと思うと、大波乱の結果になったり。
また、これはいかにも波乱含みのレースと思うと意外に人気
通りに決まったりと。当然、オッズというのは人間が決めて
いるものです。本来は、2倍がかたい人気馬ではなく、力のある
馬で人気もあり2倍であるというのが、正解な考え方でしょう。
オッズに惑わさされることが多くあります。まるで、神様が見張っている
ようにこちらの思惑と逆の結果になる事はよくあります。
投資の世界でも、よく似た現象があります。それまで下がり続けた
株が自分が売った時に上がっていくという事が多くあります。逆に
買った途端に下がったという事もあります。なぜこのような、動きをする
かといえば株もよく心理戦と言われます。チャートというグラフには
心理があらわれていると言われています。自分が売るというのは、下がりすぎて
耐え切れない心理がはたらき、その動きが大衆の心理と同じ動きをするからです。
そこを逆手にとって、買う人が現れ、上昇するのです。
株は「美人投票」と経済学者のケインズは言いました。自分の好みの美人を
選ぶのでなく、周囲が選びそうな美人に投票するという事です。このように
まわりの動きが見える事が重要であるという事です。
従って相場に「人の行く裏に道あり、花の山」という格言があります。常にこの考えを
持ち合わせる事が重要ではないでしょうか。
このブログのタイトルの「天邪鬼」という言葉は
決して悪い意味ではなく、常にビジネスにおいてもそういう視点を持ち合わせて
いく事が非常に大切という事を私は、競馬から学びました。
風穴を開けるタイプは・・。
私が競馬を始める数年前に、ジャパンカップの創設がありました。
当時は、海外競馬などは珍しく日本馬とどの位差があるのかというのも
正直わからない時代です。記念すべき第1回は、アメリカのメアジードーツという
馬が当時のレコードタイムで優勝しました。
日本馬は5着の掲示板に乗るのがやっとの
結果でした。2回目も同様に日本馬は5着がやっとでした。この時点で日本馬
が勝つには、10年以上はかかると言われていました。そんな中、3回目に
キョウエイプロミスという牝馬が2着になりました。当時は、牡馬と牝馬の
力差があった時代でもあります。10番人気で期待はされていませんでしたが、
これで日本馬もというムードはできたのでしょう。そして迎えた4回目は
シンボリルドルフとミスターシービーの3冠馬が2頭出場しました。
これならば、日本馬でもいけるという空気もでたのでしょう。
そして、古馬であるミスターシービーの方が1番人気になりました。
シンボリルドルフは、まだ3歳でもありました。
結果は、ルドルフ3着のシービー10着でした。しかしながら、ここで始めて
風穴を開けた日本馬はカツラギエースでした。10番人気ながらの逃げ切りです。
このように、期待とは裏腹に最初に突破口を開くタイプというのは、意外にも
皆の期待とは違うタイプが活躍する事が多くあります。
凱旋門賞なども私は最初に風穴をあける馬は、きっとあまり期待されていない
ような馬が意外に勝つように思います。
大谷選手の二刀流での活躍をここまでのレベルでできると思えた人が
メジャーに挑戦する時にどれだけ、いたでしょうか。
歴史に名を刻むような活躍をする人は、
「意外性」があるような人が多いのでないでしょうか。
ダメモトで力を出す
期待というのは、ある意味「プレッシャー」という事にも繋がります。
プレッシャーに強い人と弱い人というのは、どうしてもでてきます。
では、弱い人はどうすれば良いのかと言えば「ダメモトの精神」が必要では
ないでしょうか。開き直りに近いかもしれませんが、ダメで当たり前位に
思っていた方が、肩の力も抜けそれが功を奏すことも多くあります。
馬券も力の入った金額をはるような馬券よりも、そこそこに楽しむ感覚
で参加した方が的中率が良い気がします。少し難しいですが、ついメイン
レースだからといって、レートを上げてしまう事も多々あります。
この辺が、バランスよく賭けられると私ももっと勝てるようなイメージは
持ち合わせています。つい、G1だから重賞だからと気張ると良くない結果
が多くあります。ビジネスなども、これが成功しないと絶対にダメだとか
この営業をとらないと今月のノルマは厳しいなどと思えば思うほど、結果は
悪い方向へいくように思います。
プレッシャーが強い人は、その辺に勝負をかけてやること自体は良いと
思います。圧倒的多数の弱い人は、ダメモト精神で肩の力を抜いて取組む
のが良いのではないでしょうか。ただ、その分多く打席に立つ必要は
あります。どこかで、ヒットが打てれば良いのではないでしょうか。
気軽に打席に立てるような精神状態を競馬を通して身につけられるのでは
ないでしょうか。
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